今年も楽しい時間をありがとうございました
6月初旬、日頃よりKEYCUSでお世話になっている
Oririmfgの坂梨さんのお声がけで
今年も坂梨さんが講師をされている
専修学校熊本YMCA学院 建築科の生徒さんの前で
林業の特別講座を行う機会を頂きました。
今年も前日にヒノキの輪切りを用意して、
学生のみなさんに資料とともに配布。
木の香りを感じて頂きながら、
国武林業の「樹に対する想い、向き合い方」
「自然の中で感じる、林業の魅力」などを
お話しさせてもらいました。
建築を学ぶ学生さんとはいえ、
林業とかかわる機会はほとんどないだろうとのこと。
まずは自分たちの暮らす地域の木に触れてもらって
地域の山の現状、林業のことを知ってもらう
きっかけになればと山のこと、木のことについて
様々な視点から、お話をさせてもらいました。
途中、オンラインのシステムを使い、
講演中に書いてもらった質問にも答えたりと
学生さんたちとの交流も!
林業の仕事は一般の学生さんには
このように見えているのかと、
リアルな意見や考えを知ることができ、
たいへん興味深い経験となりました。
最後に、社長が思い切って?!『林業ラップ』を披露。
若者たちに、社長の熱い想いは伝わるかと
様子をみていると下をむいていた学生さんも
真剣に耳を傾けてくれ、笑顔で拍手喝采!
林業や木を思う気持ちを学生さん達に届ける事が
できたんじゃないかとほっと胸を撫で下ろしつつ、
教室を後にしました。
後日、坂梨さんから送って頂いた生徒さんの感想より(一部抜粋)
「木を伐ったら環境破壊しているんじゃないのと思っていましたが、この講座を聞き木をきることで
日本の建築というものを支える大事なことなんだと思いました」
「山、林業に対する気持ちが変わりました。日本の良さを活かし、もっと建築につなげていくべきだと感じる授業でした」
「林業のキツさも改めて感じましたが、その分やりがいや、木と接する楽しさを教えてもらうことができたので良かったです」
「建築業と林業の関係性は、どちらの未来にもつながっていることを感じることが出来ました」
「今まで森で木を伐る仕事としか思っていませんでしたが、木を一本着るのに多くのことを考えて丁寧に切っていることを知り、木に対する愛情を感じました。今まで何気なく使っていた木も木こりの方が大変な思いをして切ってくださっていると知ることができたので、大切に扱おうと思いました」
など、など。
たくさんの嬉しいコメントを頂き、
今回の講座が地域の山や林業に対する興味を持つ
きっかけになってくれたように思います。
私たちも、このような貴重な機会を頂き、
感謝の気持ちでいっぱいとなりました。
熊本YMCA学院さま、
未来の素晴らしい建築士さん、
そしてOririmfgの坂梨さん、
今回もほんとうにありがとうございました。
また機会をつくって山のこと、木のこと、
未来のこと語りたいですね。
楽しみにしています!