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地域材を使ったワーキングデスクづくり

9月初旬の週末、熊本県農林水産局林業振興課の主催による地域材を使ったワーキングデスクづくりの講座が開催されました。
会場は立田山の憩の森にある、
熊本県の新たな林業担い手育成施設「森創館(しんそうかん)」。

講座内容は、熊本の林業の現状、地域材の説明、未利用材を活用するKEYCUSプロジェクトの紹介などの後、各自希望の地域材(今回は、どの地域で伐採したかの産地表示をつけた、杉・ヒノキ・桐・楠の4種 )で準備された天板を購入してもらい、いよいよ自分のワーキングデスクづくりへ。
※ちなみに使用金具にあうように、脚の部分は事前に地域材で用意しました。

天板サイズ、接合金具に合わせたサイズの脚の長さ等をきめると、センターのスタッフさんのサポートのもとワーキングデスクを作り上げます。

スタッフさんがサポートしてくれたので脚部分の断裁も完璧!
参加の皆さんそれぞれ用途に応じた脚の長さを計算しオリジナルデスクを作ります。

作業の合間に、林業のこと、熊本の伐採現場の様子などを説明したり、未利用材活用のKEYCUSの商品紹介など、ご参加のみなさんとの交流も楽しいものとなりました。

準備した地域材の中に木を伐倒する際に重要な受け口の跡が残るものがあったので、木を倒したいと狙う方向に垂直に受け口を作ることの大事さを説明、実際の受け口のサンプルを借りながらの安全に伐倒することの重要性などをお話しさせていただきました。日頃、林業には縁がないという方も多かったので、興味深そうに眺めるご参加の皆さんの眼差しがとても印象的でした。

約2時間半がすぎる頃にはみなさん完成し、笑顔で写真撮影。今回はコロナ禍ということもあり、抽選で当選された少人数の方々向けの講座だったので比較的丁寧にアドバイスやサポートを行えたような気がします。みなさんもご満足いただけたようにみえました。
ご参加の皆さんはもちろん、熊本県農林水産局林業振興課のみなさま、森創館のスタッフさま大変お世話になりありがとうございました。
またの機会を楽しみにしています!

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