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クスノキから生まれるアート

先日、事務局スタッフの知り合いの彫刻家さんからクスノキの原木を探されているとご相談を受け、國武林業の在庫がなかったため、雑木が豊富な南栄砥用工場さんをご紹介、運搬のお手伝いに伺いました。

崇城大学の視覚芸術コースを教える森英顕先生は、熊本県津奈木町のアートプロジェクトで、生きた木々の枝や幹に直接彫られた33体の仏像で国内外から注目された作品、西野達さんによる「達仏」の仏像を実際に制作した彫刻家さんです。
※参考「達仏(たつぶつ)西野達 」
https://www.asahi-mullion.com/column/article/artrip/2636

今回学生さんたちの教材用でクスノキの原木を探されているということで、当日は工場で学生さんたちを前に積み上げられたたくさんの雑木の前で、原木が普段どのように流通し、活かされているかや林業についての様々なお話することに。

この日はあいにくの雨でしたが、積まれた雑木の山からクスノキを選ぶ森先生。

選んだクスノキ(およそ100キロくらい)を國武林業スタッフがロープを使って車両への運び込み完了。

みなさんで工場の現場を見学した後、南栄さんのご厚意で事務所の一角をお借りして、しばし交流タイム。工場を運営する南栄さんから積まれている雑木は粉砕されて新聞紙など紙の原料になるという事業概要の説明をしていただきました。

國武林業からは普段の事業内容や林業の課題、木への向き合い方、熱い想い?!さらに近年取り組んでいるKEYCUSプロジェクトのことを学生さんたちに語ります。

最後に、森先生から「林業はアートですよね !」という嬉しい言葉をかけられ、私たちスタッフも大きくうなずく場面も。学生さん達からの様々な質問も飛び出し、しばし楽しいひとときを過ごすことができました。

交流タイムの後、クスノキを大学の崇城大学芸術学部の構内へと運搬。

教室への搬入が完了後、今度はみなさんの普段の学びの場を見学。
視覚芸術コースのみなさんは、アートと社会の接点を知り、それを自らの手で何らかの形にすることで作品を作っていくのだそう。今回は、教室を出て林業従事者の私たちとの交流の機会をつくることで、学生さんが社会の様々な現場を知る機会になればと考えたそうです。

工場から搬出した一本のクスノキ。学生さんたちの林業に対する視点とアートが結びつき化学反応がおこって、どんな作品になっていくのか楽しみです。

私たちも、みなさんとの交流を通して、木×アート×社会との関わり、という新たな視点を学ばせてもらいました。今後は、良いクスノキを伐採したときには、森先生にご連絡します!と約束をしながら教室を後に。

プロジェクトにとっても、改めて「木を活かす」ということの奥行きの深さを実感、スタッフ一同、その後の打ち合わせにも力が入りました。
崇城大学のみなさん、南栄工場のみなさん、大変お世話になりました。

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